底地について



住宅・不動産問題 (法律・税務・財務)
投稿日:2012/07/19

底地について

三軒長屋の真ん中の底地を相続しました。借りての方から借地権・建物の権利
すべてを放棄したいと連絡がありました。先方も相続で代替わりして不要になった
とのことです。
①契約書はありません。双方の親の時代(数十年前)からの関係です。
②とても古い三軒長屋です。両隣の所有者は全くの他人です。真ん中のみ
  取り壊し可能かどうかわかりません。手入れをしても人に貸せるかどうかも
 不明です。再開発なども考えられません。
③この土地で収益をあげていくことは考えていません。できるだけ費用と
 手間を省くことが希望です。

どう対応するのがよいでしょうか。先方の申し出を奇貨として受け入れてこの土地の
所有を100㌫にしておいたほうがよいのか、それとも建物の撤去などの整理を要求
したほうがよいのでしょうか。

コウさん さん 


この質問に対する回答
こんな解決方法は?
投稿日:2012/08/02 回答者:田井 能久
こんにちはコウさん

私は弁護士ではありませんが不動産鑑定士としての経験から意見を述べさせていただきます。


契約締結時の一時金の有無が分かりませんが一般的な借地契約なら、「借地人は契約が終了したときには、土地を更地にして返還する」という原状回復条項が契約書に記載されていることが多いので「更地にしてから返してほしい」と主張できます。

また今回は借地の合意解除と考えられるので賃借人は建物の買取請求権を行使するのは難しく、コウさんが建物を買い取る必要もないと考えられます。

これらのことから「自分で建てたものだから自分で後始末してから土地を返してください」と建物の撤去をまず相手方にお願いするとよいと思います。

ただ理屈上は正しくても、それを主張し過ぎると相手方が低廉で建物を売却したり賃貸することにより、法律関係が複雑になってしまったり、建物が放置され近隣住民に迷惑がかかり土地の所有者としての管理義務が問われる可能性があります。

せっかく地代を継続的に頂いてきた関係なので最後も当事者の事情を加味し、例えば取り壊し費用の折半や相手方の分割払いを認めるとか妥協案を見つけて円満解決を図ることをお勧めします。



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